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プレス加工難問解決事例

進化版ピンチトリム工法で絞り加工のフランジを限りなくゼロに。

【絞り加工】
使用材質: C2600R(サンプル品)
板厚: 0.7(サンプル品)

【説明】
ピンチトリム工法でも残ってしまう微細なフランジ部の段差を限りなくゼロに近づける技術

順送プレス金型よる絞り加工は多くの場合フランジのトリミング(抜き落とし)で製品を排出します。
下記のような絞り製品であれば、通常の抜き条件で加工できるため問題はありません。

しかし、フランジが必要無い製品が有ります。
こういった場合、弊社では製品に応じて3種類の工法でトリミングを行っています。

1)フランジを出来る限り小さく成形する方法
フランジ部の内Rを可能な限り小さく成形し、できるだけフランジを小さくする方法です。
縁に微細な段差(0.05mm程度)が付きます。この工法で小さく出来るフランジ(縁に付く段)のサイズは概ね下図程度となります。

2)通常のピンチトリム工法
ピンチトリム工法とはフランジの段差を最小にするために開発されたトリミングの方法です。
トリミングをする際、抜き落としダイにRをつけ、クリアランスを小さく設定します。
このようにすると、段差を非常に小さくすることが出来ます。
しかし、通常0.01~0.03mm程度の段差が残ってしまいます。

3)段差を限りなくゼロにする独自開発の進化版ピンチトリム工法
前述のピンチトリム工法において発生していた0.01mm~0.03mmの段差を如何に「0」に近づけられるかを研究し、開発した工法です。
段差は最大で0.005mm程度に出来ますので、外形公差の厳しい絞り製品でも、無理なく外周部全箇所で公差を満足できることが多いです。

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